「光回線にしたけど、速度が遅くなるときがある」とお悩みではありませんか? そういう場合は、最新の高速ハイブリッド接続サービスである「IPv6」を利用するのがオススメです。今回は、プロバイダのYahoo!BBで使えるIPv6についてや、費用、申込み手順、注意点、実際に利用した人の口コミについてみていきたいと思います。
目次
IPv6とは何なのでしょうか? 特徴をまとめました。
インターネットを接続するためには、それぞれの機器に「IPアドレス」というものが必要になります。IPアドレスは、インターネットの住所のようなものです。従来は、IPv4(インターネット・プロトコル・バージョン4)を使ってIPアドレスを割り当てていました。
しかし、近年、インターネットを利用する機器が爆発的に増えたため、IPアドレスが枯渇してしまいました。そこで新しくIPv6という仕組みが開発されました。IPv6によって、無限にIPアドレスを割り当てることが可能になりました。
従来のIPv4の通信方法は、フレッツ網からインターネット網に抜けるためのネットワーク終端装置が混雑してしまう仕組みでした。でも、IPv6はネットワーク終端装置を使う必要がなく、GWR(ゲートウェルター)という装置を経由します。
そのためIPv4で行われていた認証作業がいらず、スピーディーにインターネットに繋ぐことが可能になりました。Yahoo!BBでは、こうしたIPv6の接続サービスのことを「IPv6高速ハイブリッド」と名付けています。
中には「IPv4のままがいいか、IPv6にするべきか分からない」という方もおられるでしょう。通常、IPv6の申し込みをしなければIPv4を使用しているはずです。すでにIPv4を使用している方で「速度が遅くて動画視聴やゲームができなくて困っている」と感じる場合は、この機会にIPv6の利用を検討してみるとよいでしょう。
◆Yahoo!BBをお使いの方は、こちらでIPv6の接続確認ができます。
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IPv6は、プロバイダやプラン、機器などによって使えるかどうかが異なります。Yahoo!BBでは、IPv6高速ハイブリッドが利用できます。IPv6高速ハイブリッドに対応しているプランは、次の通りです。
NTT東日本 | ※フレッツ光ライト | ・ファミリータイプ
・マンションタイプ |
※フレッツ光ライトプラス | ・ファミリータイプ | |
フレッツ光ネクスト | ・ギガファミリー・スマートタイプ
・ファミリー・ギガラインタイプ ・ファミリー・ハイスピードタイプ ・ファミリータイプ ・ギガマンション・スマートタイプ ・マンション・ギガラインタイプ ・マンション・ハイスピードタイプ ・マンションタイプ |
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NTT西日本 | ※フレッツ光ライト | ・ファミリータイプ
・マンションタイプ |
フレッツ光ネクスト | ・ファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼
・ファミリー・ハイスピードタイプ隼 ・ファミリータイプ ・マンション・スーパーハイスピードタイプ隼 ・マンション・ハイスピードタイプ隼 ・マンション・ハイスピードタイプ ・マンションタイプ |
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フレッツ・光プレミアム | ・ファミリータイプ
・マンションタイプ |
※Yahoo!BBを新たに申し込む場合、フレッツ光ライト、フレッツ光ライトプラスではIPv6接続サービスが申し込みできません。
フレッツ光ライトとフレッツ光ライトプラスに関しては、以下のプランからフレッツ光ライト、フレッツ光ライトプラスに変更した場合のみ、IPv6接続サービスが継続して使える仕組みです。
高速通信ができるサービスとあって「追加料金がかかるんじゃないの?」と心配される方もいると思います。ここでは、どのくらいの費用がかかるかご紹介します。
IPv6高速ハイブリッドを利用するためには、光BBユニットが必要になります。光BBユニットとは、BBフォン、ひかり電話機能、Wi-Fiルーターの機能を備えたブロードバンドルータです。
レンタル費用は月額467円です。市販の無線ルーターは、IPv6に対応していないものも多いので注意しましょう。レンタルの申し込みは、ソフトバンクお客様専用ページの「オプションサービスのお手続き」から行えます。
IPv6高速ハイブリッドに接続方式を変更する申込みには、費用は発生しません。無料で手続きができますし、利用できます。
IPv6高速ハイブリッドに申し込むには、オプションの申し込みをする必要があります。申し込み先は、NTT東日本またはNTT西日本の「フレッツ光・v6オプション」となります。なおYahoo!BBを利用している方は、下記のウェブサイトか電話から申し込みが可能です。
・インターネットでの申し込み
https://ybb.softbank.jp/member/ipv6/
・電話での申し込み
0120−981−072(10時〜21時:年末年始は休養)
Pv6接続サービスの変更手順は、次の通りです。
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IPv6接続サービスに変更するにはいくつかの注意点があります。
・光BBユニットで無線LANを使うときには、有料オプションが必要となります。レンタル料金は990円です。有料オプションが高いと感じる方は、別途無線LANルーターを家電量販店などで購入しましょう。
・フレッツ光ライト、フレッツライトプラスを新規で契約した場合はIPv6のサービスが利用できません。
・IPv6接続では、一部のオンラインゲームやIP電話機の利用ができなくなる場合があります。ゲームやIP電話機がIPv6に対応しているかチェックしてみてください。
回線速度が遅いと思ったら当サイトにご相談ください!
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※解約手続き申請や契約内容の確認などは公式連絡先にてご確認ください。
IPv6高速ハイブリッドを実際に使った人の口コミをみていきましょう。
ソフトバンク光が遅すぎるので解約しようと思ったらIPv6高速ハイブリッドというプランがあるのを発見。さっそく申し込んだら速度が20倍以上になった。こりゃすごい。
ソフトバンク光が遅すぎるので解約しようと思ったらIPv6高速ハイブリッドというプランがあるのを発見。さっそく申し込んだら速度が20倍以上になった。こりゃすごい。https://t.co/KTNXNQJ18w pic.twitter.com/ydwAFRcyTS
— Yu Uno / Cookpad Inc. (@saladdays) April 21, 2018
左:一昨日(IPv4 PPPoE)
右:今日(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)
IPv6高速ハイブリッドの力よ
左:一昨日(IPv4 PPPoE)
右:今日(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)
IPv6高速ハイブリッドの力よ pic.twitter.com/Biafeut0r7— Yuki Nakakura (@hiroaki_dev) May 2, 2018
これやったら下り500MB出るようになって未知の世界広がり始めた・・・! / 【実践編】ソフトバンク光が遅いときは「IPv6高速ハイブリッド」で混雑を解消する|IPv6 IPoE+IPv4接続方式 – 踊るびあほりっく
これやったら下り500MB出るようになって未知の世界広がり始めた・・・!
/ 【実践編】ソフトバンク光が遅いときは「IPv6高速ハイブリッド」で混雑を解消する|IPv6 IPoE+IPv4接続方式 – 踊るびあほりっく https://t.co/pnKYGuET3K— たっくり (@takku_Re) January 5, 2018
このように「Pv6高速ハイブリッドを申し込んでから通信速度が速くなった」と感じている人がほとんどでした。今やインターネットは、日常生活において必需品となっています。速度が速く快適に使えるIPv6高速ハイブリッドに申し込んで損はなさそうですよ。
ここまではIPv6について説明してきました。しかし「用語が難しいし、なんだかよくわからない。けど通信速度を速くしたい」とお考えの方もおられると思います。そういった場合は、プロバイダを乗り換えるか、他の光コラボレーションに乗り換えることをオススメします。
速度に定評のあるプロバイダのおすすめは次の通りです。
BIGLOBEでは、「高速接続サービス」としてIPv6が工事費無料で使えます。光電話を利用していない方は、無線LAN付きの接続機器を月額500円でレンタルする必要があります。BIGLOBEの月額料金は、マンションタイプ900〜1,240円、戸建てタイプ1,200〜1,791円となっています。
※BIGLOBEのIPv6詳細は別記事にて解説
OCNは、シェア1位の人気プロバイダで、IPv6接続サービスを実施しています。IPv6の申し込みは無料となっており、別途レンタル機器の料金が発生することはありません。月額料金は、マンションタイプ650円〜900円、戸建てタイプが1,100円です。
Driveの通常月額料金は、マンションタイプ900円、戸建てタイプ1,200円です。Driveでは、通常のプランより高速で安定性のある、「Driveネクスト」という通信プランを提供しています。Driveネクストプランは、マンションタイプ1,696円、戸建てタイプ1,886円で利用できます。
フレッツ光を利用している場合、光コラボレーションに乗り換えする場合は「解約」ではなく「転用」扱いとなります。ですので解約金は必要ありません。転用は、NTTから転用承諾番号を取得し、乗り換え先の事業者に申告するだけです。簡単に変更が可能となっています。
ここではオススメな光コラボレーションをご紹介します。
ドコモ光では、IPv6に対応しているプロバイダを選ぶことができます。IPv6対応のプロバイダは、ドコモnet、So-net、GMOとくとくBB、BIGLOBE、plala、OCN、ASAHIネットなどです。ドコモの携帯電話を利用している人は、ドコモ光とのセットで500〜3,200円の割引が受けられます。
ソフトバンクでは、フレッツ光のプロバイダであるYahoo!BBの他に、プロバイダと運営元がソフトバンクに一元化された「ソフトバンク光」を提供しています。ソフトバンク光のプロバイダは、Yahoo!BBのみです。
またソフトバンクの携帯電話を契約している人は、ソフトバンク光とのセット割引が受けられます。割引料金は、一つの携帯電話あたり500〜1,000円割引で、ソフトバンクを契約している家族が多いほど割引額は増える仕組みです。
BIGLOBE光とSo-net光も、IPv6接続サービスに対応しています。この2つの光コラボレーションは「auスマートバリュー」という、auの携帯電話とのセット割引が利用できます。セット割引は、携帯電話1台につき、最大2,000円割引されるサービスです。家族がauを利用していれば、さらに割引額が高くなるのでオススメです。
本サイトでは上記、光コラボレーションの申し込みに対応しています! 無料相談を承っておりますので、乗り換えをご検討したいと思われる方はぜひご利用ください。
光回線には、上記で紹介した光コラボレーションのオススメ以外にも、速度が速い固定回線があります。ここでは2つご紹介します。
auひかりは、KDDIが運営している光コラボレーションです。auひかりは、1本の光ファイバーを他事業所と共有しないという特徴があり、そのため通信速度に定評があります。また、IPv6接続サービスは無料となっています。さらにau携帯電話を利用していれば「auスマートバリュー」という、お得なセット割引サービスが利用できます。
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フレッツ光の、Yahoo!BBで使えるIPv6接続サービスについてご紹介してきました。光ユニットBBをレンタルしたり、申込みが必要だったりしますが、通信速度が高速になりますので、まだ申し込みをされていない方はぜひ申し込んでみてくださいね。
「より安く光回線に乗り換えたい」と思われる方は、利用している携帯電話キャリアのセット割引がある光コラボレーションをオススメします。「速度が速い回線にしたいけど、自分には何が合っているのかわからない」という方は、本サイトの無料相談をご利用ください。
IPv6接続が気になるけど、よくわからないという方!
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※解約手続き申請や契約内容の確認などは公式連絡先にてご確認ください。
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