現在ドコモ光を利用していて、引越し先でも継続して利用したいという方は多いですよね。今まで利用していたドコモ光を新居でも使うには、どのような手続きをとればいいのか疑問を持つ方もいるかと思います。 今回は、ドコモ光の引越し手続きの流れや費用を解説するとともに、さらにお得にインターネットを使える方法などもご紹介します。
ドコモ光の引越し手続きには、大きく分けると5つの手順を踏む必要があります。また移転の申込みから工事完了までは、およそ2~3週間ほどかかるため、引越し先が決まったら早めの予約を取るようにしましょう。
ではさっそく移転手続きの流れを順に説明していきます。
はじめに、ドコモ光の移転申込みを行いましょう。その際、NTTドコモと現在加入中のプロパイダ会社の両方に移転の連絡をする必要があります。
主にドコモの手続き方法は、以下の3つから選択ができます。ご自身に合った申込み方法を選んでくださいね。
ドコモ光の移転手続きのなかで一番オススメなのは、webから予約する方法です。お好きな時間に手続きできるので、忙しい方などはこちらの方法を利用するといいでしょう。webから行う移転手続きの手順は下記のとおりです。
【移転申込手順】
パソコンやスマホの操作な苦手な人は「ドコモインフォメーションセンター」に電話して、移転の申込みをすることをおススメします。
ドコモショップが近所にある人は、そのままショップに足を運ぶ方法もひとつの手です。時間帯によっては、受付が混みあっている場合があります。事前にドコモ公式のホームページから来店予約をすると、待ち時間もなくスムーズに受付できますよ。
ドコモ光へ移転申込完了後、2日以内に工事の担当者から電話がかかってきます。撤去工事日と、引越し先での開通工事日の日程調整を行うので、事前に都合の良いスケジュールを確認しておくようにしましょう。
工事は基本的に1時間ほどで完了しますが、依頼主の環境や設備によっては、半日かかる場合もあるため、余裕のある日を選ぶといいでしょう。
工事日が決まったら、書面またはSNSで工事予定の通知が届きます。
最初に行う工事は、 今まで使っていたドコモ光の回線撤去工事です。工事当日は立ち合いが必要になる場合があるため、1時間ほどは、時間に余裕を持たせるようにしてください。
引越し元の撤去工事が完了したら、次は引越し先でのドコモ光の開通工事です。こちらは2時間ほどの立ち合い時間が必要になります。
開通工事が完了したら、いよいよルータやパソコンの接続設定です。Wi-Fiルーターを光コンセントに挿し、ルーターとパソコンの設定を行いましょう。機器を繋いでID・パスワードを入力すると5分ほどで使えるようになります。
ドコモ光を引越し先で利用する際に、いったいどれくらいの費用がかかるのか、多くの人が気になる部分でしょう。
ドコモ光を移転するには、まず移転事務手数料として2,000円がかかります。ただし、webから申し込むと移転事務手数料と工事費にかかった相当額を、dポイントに還元することができます。そのため、少しでもお得にしたい方は、webから申し込むといいでしょう。
つづいて、 ドコモ光を新居に引き込むためには、移転工事費が発生します。この費用は、引越し先のエリアや建物によっても異なり、場合によっては高額な費用がかかってしまうケースがあります。みなさんがどのパターンに当てはまるのかは、以下の項目や料金表を参考にしてみてください。
NTT東日本エリア内、もしくはNTT西日本エリア内での引越しの場合は、初期工事費の半額で移転工事を行うことができます。それぞれ戸建てタイプと集合住宅タイプの費用はコチラです。
費用 | 戸建て(ファミリー) | 集合住宅(マンション) |
---|---|---|
事務手数料 |
2,000円 |
|
移転工事費 | 9,000円 | 7,500円 |
合計 | 1,1000円 | 9,500円 |
東日本から西日本へ、もしくは西日本から東日本へエリアをまたいで移転する場合は、注意が必要です。その理由として、初期工事費と同等の金額が発生してしまうからです。
請求は、新居の工事が完了した翌月に利用料金と一緒に請求(30回の分割払いも可能)されます。エリアをまたいで引越しを検討している方は、他社への乗り換えも一度視野に入れてみることをオススメします。
費用 | 戸建て(ファミリー) | 集合住宅(マンション) |
---|---|---|
事務手数料 | 2,000円 | |
移転工事費 | 18,000円 | 15,000円 |
合計 | 20,000円 | 17,000円 |
無派遣工事とは、工事担当者が派遣されない工事のことをいいます。NTT局内で引越しを行い、既に光コンセントといったフレッツ光の設備がある場合においては、基本的に無派遣工事が行われます。この場合は、工事費も安価で済むため移転費用の負担は少ないです。
費用 | 戸建て(ファミリー) | 集合住宅(マンション) |
---|---|---|
事務手数料 | 2,000円 | |
移転工事費 | 2,000円 | 2,000円 |
合計 | 4,000円 | 4,000円 |
ドコモ光の移転をする際に、注意しておくべき点がいくつかあります。それぞれご紹介します。
現在ドコモ光を利用できるエリアは、48都道府県中、26の都道府県です。そのため、引越し先がドコモ光のエリア提供外の可能性もあります。移転手続きをする際は、事前に引越し先の住所が移転可能かどうか調べるようにしましょう。
また、マンションに引越す場合も注意が必要です。マンションによっては、オーナーが専属の回線会社と契約しており、個別でインターネットの契約ができない場合があります。引越しが決まったら、管理会社や不動産の仲介業者にインターネットの設備について事前確認をしておくことをおススメします。
通常ドコモ光の移転申込みをすると、約2~4週間ほど手続きに時間がかかります。手続き中の期間は、インターネットが利用できない状態になります。さらに新築の場合であれば、ドコモ光の回線元であるNTTの住所登録がされていないため、住所登録から行う必要があります。そのため早くて4週間から長くて2か月ほど手続きに時間がかかります。新築に移転する場合は、早めの手続きを行いましょう。
引越し先の住所によっては、ドコモ光で契約しているプロパイダが利用できないというケースもあります。引越し先が現在利用しているプロパイダの提供エリア外となる場合は、プロパイダの変更が必要になるので気を付けましょう。
ここまでは、ドコモ光の移転に関する手順や費用、注意点などについてお伝えしてきました。引越し先のエリアや建物の環境によって大きく変わる工事費ですが、想像以上に費用がかかることに驚いた方もいたのではないでしょうか。
少しでも費用を抑えたい方は、ドコモ光から他社回線に乗り換えをするという方法もひとつの手段です。
次の項目では、他社回線へ乗り換えを行う際にお得に使える方法を見ていきましょう。
インターネットの各回線事業者は、新規契約者を増やすため、独自のキャンペーンで解約金や工事費、事務手数料といった費用をキャッシュバックする制度を取り入れています。このキャンペーンを利用することで、ドコモ光の移転費用よりも大幅に安くインターネットを利用することが可能になります。
なかでも、ソフトバンク光やauひかりなどは、キャッシュバックが大きいのが特長です。ドコモ光の解約金を考えても、引越し先で継続するより遥かにお得にインターネットを利用することができますよ。どちらが最適なのか気になる方は、ぜひプロのアドバイザーに相談してみてくださいね。
他社回線へ乗り換える際に気になるのが、現在のドコモ光の解約金です。乗り換え先の会社でキャッシュバックをしてくれる会社もありますが、自分で解約金を無料にする方法もあります。その方法は、契約更新月にあたる2か月のあいだに解約をすることです。
ドコモ光に加入している人の多くは、2年縛りのある「2年定期契約あり」のプランで契約を結んでいます。これは、毎月の料金を割り引いてくれる代わりに、2年間の継続を約束するプランです。
もし契約更新月以外に解約した場合は、以下の解約金が発生してしまいます。
・戸建の場合・・・13,000円
・マンションの場合・・・8,000円
ドコモ光の契約更新月は決まっているため、引越しのタイミングと合わせるのは難しいかと思いますが、もし引越しとドコモ光の契約更新月が近いという方は、更新月に解約をすることでドコモ光の解約金を抑えることができますよ。
今回は、ドコモ光を引越し先で利用する場合の移転手続きの流れや、費用について詳しく解説しました。とくに東日本と西日本のエリアをまたいだ引越しを行う方は、移転する際に高額な費用が発生するため注意が必要です。ご自身の環境に応じて、移転手続きを行った方がいいのか、他社回線に乗り換えた方がいいのか、じっくり考えた上で決断するようにしましょう。
ドコモ光にこだわりがないという方は、いっそのこと他社回線へ乗り換えたほうがお得になるケースもあります。
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